新年が明けてから間もなく、どんど焼きの時期を迎えます。しかし、妊娠中や体調不良、忙しさなどの理由でどんど焼きに行けない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2月に第一子出産
予定の臨月妊婦
出産予定日が近づいてきたのでどんど焼きに行くのは難しそう…。
この記事は以下のような方におすすめです!
お守りや正月飾りをどう処分するべきか悩んでいる方のために、どんど焼きに行けない場合の代替方法や注意点をご紹介します。
どんど焼きに行けない場合の対処法
どんど焼きには新年のお守りや正月飾りを燃やし、無病息災や家内安全を祈願する大切な意味があります。参加できない場合でも適切な処分方法があるのでご安心ください!
お清めしてゴミに出したらOK
どんど焼きに行けない場合、簡単なお清めをしてから通常のゴミとして出すことも可能です。お清めの方法は以下の手順の通りです。
1. 感謝の気持ちを込める
まずはお守りや正月飾りに向かって「1年間守ってくれてありがとう」とお礼を伝えましょう。
2. お清めの塩を振る
処分するものにお清めの塩を軽く振って清めます。
3. 地域のルールに従って廃棄
可燃ゴミとして処分しますが、心配であれば地域の自治体に確認することをおすすめします。
神社の古札納め所に入れてもよい
多くの神社には、使い終わったお守りや破魔矢を納める「古札納め所」が設置されています。以下のポイントを押さえて利用しましょう。
近所の神社を確認
小規模な神社でも古札納め所が設置されていることが多いです。
事前連絡を推奨
一部の神社では納める際にお願い事をする場合があります。事前に確認すると安心です。
初穂料を準備
無料で納められる場合もありますが、感謝の気持ちとして初穂料(100〜500円程度)を包むといいでしょう。
どんど焼きで燃やすもの一覧
どんど焼きで燃やすべきものは、主に次のようなものです。注意点として、プラスチック製品や金属類など、燃やしてはいけないものは取り除いてから納めましょう。
正月飾り
しめ縄、門松、鏡餅の飾りなど。
昨年のお守りや破魔矢
一年間の役目を終えたもの。
書初め
学業成就を願って燃やす地域もあります。
お正月飾りはいつ外す?
お正月飾りを外すタイミングには、地域や風習によって違いがあります。
松の内の終了日
多くの地域では、松の内が終わる1月7日(または15日)に外します。
具体的な判断基準
地域の伝統や近隣の家庭の様子を参考にすると安心です。正月飾りを外した後は、できるだけ早めに清めたり処分したりするのがおすすめです。
どんど焼きは一般的にいつ行われる?
一般的にどんど焼きは1月15日の小正月に行われているのですが、地域や神社によって開催日程が異なるため、その由来や地域による呼び方の違いについても触れておきます。
どんど焼きの意味や由来
どんど焼きは、以下のような意味や歴史を持つ行事です。
無病息災を祈願
正月飾りやお守りを燃やし、その煙に願いを込めて家族の健康を祈ります。
年神様を送る行事
正月に家に迎えた年神様を火とともに空へ送り出す意味があります。
平安時代からの伝統
古来より続く日本の伝統行事の一つです。
地域ごとにどんど焼きの呼び方は異なる
どんど焼きには地域によってさまざまな呼び方があり、その土地の文化や習慣が反映されています。開催場所や日時も地域ごとに異なるため、地元の自治会や神社の案内を確認することが大切です。
左義長(さぎちょう)
主に関西地方で使用される呼び方です。
三九郎(さんくろう)
長野県の一部地域での名称。
お焚き上げ
全国的に広く使われる表現です。
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