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妊娠中に歯が欠けるのは珍しくない!でも大丈夫?歯医者に行く時の注意点

妊娠中に歯医者に行くイメージ画像 妊娠・結婚
わいわい
わいわい

妊娠中に歯の不調を感じると、今歯医者に行ってもいいのか気になり不安になってしまいますよね。
この記事は以下のような方におすすめです!

  • 妊娠中に歯が欠けて不安な人
  • 歯の詰め物が取れたが妊娠中なので放置している人
  • 妊娠初期に歯医者に治療に行っても大丈夫か気になっている人

妊娠初期に歯が欠けた私の体験談

実は私、妊娠初期に歯が欠けて歯医者に駆け込んだことがあるんです…。あれは忘れもしない、妊娠10週目の時のこと。

妊娠が発覚する少し前に以前治療してもらっていた歯の裏の詰め物が取れて、「仕事を休める時に歯医者に行かないとな~」と思っていたのですが、結局すぐにつわりが始まり詰め物が取れた歯を放置していたことが悲劇が起こりました。

妊娠初期とは言ってもその時期つわりが落ち着いていたため、私は毎晩欠かさず歯を磨くことができていました。しかし、いつものように鏡を見ながら歯を磨いていたところ、私は詰め物が取れて放置している歯に異変を感じたのです。

「なんか、小さい野菜みたいな、黒いものがついてる…。」上の前歯だったので、歯を磨いていたら嫌でも目に入りました。

汚れだと思って軽く歯ブラシで磨いた瞬間、パキッ。歯の真ん中に小さな穴があいてしまいました。そう、汚れだと思っていたのは小さな穴だったのです。小さな穴は一瞬で大きくなってしまい、目で見てわかるくらい歯にぽっかりと空洞ができてしまいました。

※大変荒い画質と情けない姿の画像です。お目汚し失礼いたします。

妊娠中に歯が欠けた

もうパニックです。大パニック。笑ったら、普通に見える場所なんです。

「え、妊娠初期であんまり歯医者行かない方がいいのはわかってるけど、でも放置しておくわけにはいかないし…」

必死に考えた結果、翌朝家の近くの歯医者に駆け込み、懇願しました。多少お金がかかってもいいので、どうかこの歯を治してください…。

運がよかったことに、私が駆け込んだ歯医者は女性医師の経営している歯医者で、歯科助手さんも受付の方も含めて皆さん妊娠中ということをとても気遣ってくださいました。

治療中も「この角度苦しくないですか?気持ち悪くなったらすぐ中断しますからね」と優しい声かけ。絶対出産後も歯のトラブルに困ったときはこの歯医者さんにお世話になろう!と心に誓いました。

そして肝心の穴があいた歯も、見事にきれいに復活したのです!私が受けた治療法は、レジンというプラスチックを歯にかぶせて光で固めるという治療法。形を整えるために少し歯を削りましたが、虫歯になっていたわけではないので特に痛みは感じませんでした。

麻酔やレントゲンなどを使用する必要が一切ない状態だったので、妊娠初期でしたが大きな問題なく治療が終了。費用も2500円と妊婦に優しい価格でした!

歯が欠けた…というトラブルでしたら、状況に応じて妊娠中でも対応可能な治療法で処置してもらえるので、もしも私と同じようなトラブルを抱えている方がいらっしゃれば、一度歯医者さんに相談してみることをおすすめします。

妊娠中ですと伝えることで、適切な処置を受けられるだけでなく、治療中に「私も〇〇産婦人科で産んだんですよ~!」など妊娠・育児の先輩とのお喋りを楽しむこともできました。

妊娠中の歯医者はいつ行くのがベスト?

妊娠中は体調やホルモンバランスの変化が起こり、これが歯や歯茎の健康に影響を与えることがあります。例えば、ホルモンの変動によって歯茎が炎症を起こしやすくなり、歯周病のリスクが高まることがあります。そのため、妊娠中の歯科受診はとても重要です。

ただし、妊娠初期や後期には、母体と胎児に特有のリスクが伴うため、受診のタイミングには注意が必要です。特に、妊娠初期の受診は、胎児の発育に影響を与える可能性があるため、緊急でない限り避けた方が良いとされています。また、後期には、仰向けで長時間診察を受けることが難しくなることもあるため、診察時期は医師と相談しながら慎重に決めることが大切です。

妊婦が歯医者に行くなら妊娠中期(16〜27週)がベスト

妊娠中の歯科治療に最も適している時期は、妊娠中期(16週〜27週)です。この期間は、つわりが治まり体調が安定しやすく、胎児への影響も少ないとされています。妊娠中期は、母体の負担が比較的少なく、治療に伴うリスクが低いため、歯科治療を行うには理想的な時期です。

一方で、妊娠初期(〜15週)や妊娠後期(28週〜)の歯科治療は、できるだけ避けるのが望ましいとされています。妊娠初期は、胎児の器官形成が進む重要な時期であり、この時期に治療を受けると、流産のリスクが高まる可能性があります。また、妊娠後期は、早産のリスクが増加し、母体の体調も不安定になりやすいため、緊急でない限り治療は控える方が安全です。妊娠中に歯科治療を行う際は、母体と胎児の安全を第一に考え、治療時期を慎重に選ぶようにしましょう。

妊娠中に歯がボロボロになる理由

妊娠中に「歯がボロボロになる」と感じることがあるかもしれません。これは、以下の要因が影響しています。

ホルモンバランスの変化

妊娠中は、エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンが増加し、これが歯茎に大きな影響を与えます。ホルモンの変化により、歯茎が通常よりも敏感になりやすく、炎症が起こりやすくなるため、妊娠性歯肉炎を引き起こす可能性が高まります。この妊娠性歯肉炎は、歯茎の腫れや出血といった症状として現れることがあり、特に歯磨きや食事中に出血しやすくなることが特徴です。

また、妊娠中は免疫力が低下しやすいため、口腔内の細菌が増殖しやすく、歯周病のリスクも高まります。これにより、歯茎の炎症がさらに悪化することがあります。妊娠中の歯と歯茎の健康を守るためには、通常以上に丁寧な歯磨きやフロスの使用が必要です。

つわりによる酸蝕症

つわりが原因で嘔吐が頻繁に起こると、胃酸が口内に逆流しやすくなります。この胃酸は非常に強い酸性を持っており、歯のエナメル質を溶かしてしまう「酸蝕症(さんしょくしょう)」を引き起こすリスクが高まります。エナメル質が溶けると、歯の表面が薄くなり、耐久性が低下します。その結果、歯が酸に対して脆弱になり、虫歯が発生しやすくなります。

さらに酸蝕症が進行すると、歯の色が黄ばみ、冷たい飲み物や食べ物に対して敏感になることもあります。それに加えてエナメル質が損なわれると、歯の内部の象牙質が露出し、痛みを感じることもあるのです。そのため、つわりがある妊娠中は、歯の健康管理に特に注意が必要です。

つわりで吐いた後の対処法

つわりによる嘔吐後、口内に残る胃酸は歯に悪影響を及ぼします。正しい対処法を知っておくことで、歯を守ることができます。

つわりで吐いた後は、すぐに歯を磨くのではなく、まずは口を水でよくすすぎ、酸を中和することが大切です。また、歯科医師に相談して、フッ素配合の歯磨き粉やマウスウォッシュを使用することで、エナメル質を保護することもいいでしょう。妊娠中は、通常よりも慎重に口腔ケアを行うことで、酸蝕症のリスクを軽減し、歯の健康を守ることができます。

口をすすぐ

つわりで吐いた後はすぐに歯を磨くのではなく、まず水や重曹水で口を軽くすすぐことが最善です。嘔吐によって口内に残る胃酸は、歯のエナメル質を一時的に柔らかくしてしまいます。この状態で歯を磨くと、歯ブラシの摩擦によってエナメル質が削られやすくなり、歯にダメージを与える可能性があるのです。

そのため、嘔吐直後は歯磨きを避け、口をすすぐだけに留めることが大切です。時間を置いてから歯磨きを行うことで、エナメル質が再び硬くなり、歯を健康に保つことができます。

時間を置いてから歯磨き

嘔吐後は、少なくとも30分程度経ってから歯磨きをするのが理想的です。嘔吐によって口内に残った胃酸は、歯のエナメル質を一時的に柔らかくし、デリケートな状態にしてしまいます。この柔らかい状態で歯磨きをすると、歯ブラシの摩擦によってエナメル質が傷つきやすくなり、歯の健康に悪影響を与える可能性があります。

30分程度待っている間に唾液が口内に分泌され、胃酸を自然に中和し、エナメル質を再び硬くする働きをします。時間を置くことで、歯を磨いてもエナメル質が守られ、健康な状態を維持することができるのです。この30分間の待機が、長期的な歯の健康を保つために非常に重要です。

フッ素入りマウスウォッシュの使用

歯の再石灰化を促進するためには、フッ素入りのマウスウォッシュを使用することが非常に効果的です。フッ素は、エナメル質に取り込まれることで、酸によるダメージを軽減し、歯の表面を強化する働きがあります。特に、酸性の飲食物や嘔吐後の口内は、エナメル質が弱くなっているため、フッ素入りのマウスウォッシュを使うことで再石灰化をサポートし、歯を保護することができます。

フッ素は、唾液の中にあるカルシウムやリン酸を歯の表面に引き寄せることで、エナメル質を再生させる手助けをします。この再石灰化のプロセスは、歯を酸の影響から守り、虫歯の予防にもつながります。また、フッ素入りのマウスウォッシュを日常的に使用することで、エナメル質が強化され、酸性飲食物や嘔吐などの影響に対してもより強い歯を保つことができます。

つわり中におすすめの歯磨き粉・ケアグッズ

つわり中は、特定の味や香りに敏感になることがあり、歯磨きが苦痛に感じることもあります。そこで、つわり中でも快適に使える歯磨き粉やケアグッズを選ぶことが大切です。

無香料・低刺激の歯磨き粉

つわり中は、ミントやフルーツフレーバーが強い歯磨き粉が不快に感じられることがよくあります。特につわりによって敏感になっている時期は、香りや味が強い歯磨き粉を使うことで、吐き気を引き起こすことがあるため、注意が必要です。そこで、無香料や低刺激の歯磨き粉を選ぶことをおすすめします。これらの歯磨き粉は、つわりによる不快感を軽減しつつ、口内ケアをしっかりと行える点で非常に有効です。

さらに歯の健康を保つためには、フッ素配合の歯磨き粉を選ぶことが重要です。フッ素は、歯のエナメル質を強化し、酸によるダメージを軽減することで、虫歯予防に効果を発揮します。つわり中は嘔吐による胃酸が歯に悪影響を与えることが多いため、フッ素入りの歯磨き粉を使用することで、エナメル質を保護し、虫歯リスクを低減することができます。

マウスウォッシュ

つわりや体調の変化で歯磨きが難しい場合、フッ素入りのマウスウォッシュを併用することで、歯の健康を守りながら口内の清潔を保つことができます。特にアルコールが含まれていないアルコールフリーのマウスウォッシュを選ぶことで、刺激が少なく、口内が敏感になっている時でも安心して使用できます。

アルコールフリーのマウスウォッシュは乾燥や刺激が少なく、敏感な口内を優しくケアできる点で、特に妊娠中や体調が優れない時期に適しています。また、フッ素入りのマウスウォッシュは、歯磨きが難しいと感じる時でも、簡単に口内の衛生を保つ手助けをしてくれる点も魅力的。酸による歯のダメージを効果的に防ぎながら、清潔な口内環境を維持することができ、長期的な歯の健康を守ることができます。

柔らかい歯ブラシ

妊娠中はホルモンバランスの変化によって歯茎が敏感になりやすく、通常の歯磨きでも刺激を感じることがあります。そのため、妊娠中の口腔ケアには、柔らかいブラシを使用することをおすすめします。柔らかいブラシは、歯茎に対して優しく、出血や炎症を引き起こしにくいので、妊娠中でも安心して使用できます。

さらに、柔らかいブラシは歯茎に負担をかけずに、歯と歯茎の間に溜まったプラークや食べかすを効果的に取り除くことができます。これにより、歯茎の健康を維持しながら、妊娠中に多くの女性が経験する歯肉炎や歯周病のリスクを低減することが可能です。妊娠中は特に口腔内の健康が全身の健康に影響を与えるため、柔らかいブラシを使った丁寧な歯磨きが重要です。

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