zoomで会議やウェビナーをレコーディング（録画）した後、保存先が見つからなくてダウンロードできず困ったことはありませんか？実は、zoomのレコーディング方法には2種類あり、それによってレコーディングした動画の保存先が異なります。それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
大事な会議やウェビナーを録画した動画が見つからないと焦ってしまいますよね。
この記事は以下のような方におすすめです！
- zoomで会議やウェビナーを録画した動画の保存先がわからず困っている人
- zoomで録画後ダウンロードした動画ファイルを見失ってしまった人
- これから初めてzoomをレコーディングしようと思っている人
レコーディング(録画)方法によって保存先が異なる
zoomのレコーディング（録画）には「ローカルレコーディング」と「クラウドレコーディング」の2つの方法があり、それぞれのレコーディング動画のダウンロード保存先を知っておくことが、後で動画ファイルをスムーズに見つけるためのポイントです。zoomをレコーディングする際には、自分がどちらの方法でレコーディングしたのかを覚えておくようにしましょう。
ローカルレコーディング（PCに録画）の保存先
ローカルレコーディングはzoomを無料プランで利用している人でも使用できるレコーディング方法で、録画データはパソコンのローカルディスク（つまりPC自体）に自動でダウンロード保存されます。この場合、保存先はパソコンの設定やユーザーが指定したフォルダによって異なりますが、一般的には「ドキュメント > zoom > （会議の日付と名前のフォルダ）」のパスに保存されることが多いです。
このフォルダには、レコーディングした会議やウェビナーの名前や日付が付けられたフォルダが作成され、その中に動画ファイル（通常はMP4形式）やオーディオファイル（M4A形式）がダウンロード保存されています。ファイル名も自動的に会議名が付けられているため、会議名や日付を思い出すと保存先に振り分けられた動画が見つけやすくなりますよ！
zoomの設定で録画先を変更している場合もあり、その場合はzoomのアプリ内の「設定」メニューから「レコーディング」タブに進むと、レコーディング先フォルダの確認や変更が可能です。自分が指定したカスタムフォルダがある場合はそこにダウンロード保存されているので、指定した場所を確認しましょう。
もしもこれらの方法で保存場所を見つけられない場合には、パソコンの検索窓を活用して「.mp4」や「zoom」というキーワードで検索するのがおすすめです。
クラウドレコーディング(アカウントに録画)の保存先
クラウドレコーディングはzoomの有料プラン（Pro、Business、Educationなど）で利用可能な機能で、zoomの有料アカウントに紐づいたクラウドスペースに保存する方法です。このレコーディング方法を選んだ場合、レコーディングデータはzoomのクラウドにダウンロード保存されます。
クラウドレコーディングを選択すると、保存先はデバイスのローカルディスクではなく、zoomのウェブアカウント上になります。クラウドレコーディングを利用した場合には登録しているメールアドレス宛に録画した動画のURLとパスコードが届くのですが、メールを確認できない場合は以下の手順でクラウドにダウンロード保存されたレコーディング動画を確認しましょう。
zoomのウェブポータルにログイン
まず、ブラウザからzoomのウェブポータルにアクセスし、アカウントにログインします。ログイン後、「マイアカウント」に移動しましょう。
クラウドレコーディングの場所を確認
「マイアカウント」から「レコーディング」タブに進むと、過去にクラウドにダウンロード保存された動画のリストが表示されます。レコーディングした会議やウェビナーの日付やタイトルで検索して目的の動画を見つけることが可能です。
録画を選択すると、動画を再生したり、ダウンロードしたりするオプションが表示されます。ダウンロードすればローカルPCにも保存できるため、オフラインで視聴することもできますよ！
保存先の容量と管理に注意
クラウドレコーディングはzoomのサーバーにダウンロード保存されますが、プランによって利用できる容量には上限があります。定期的にクラウドのレコーディングデータを整理し、不要なものは削除することで、容量不足を防ぎましょう。また、重要な動画は必要に応じてローカルにバックアップを取ることもおすすめです。
zoomで動画をレコーディング(録画)する手順
zoomで録画を開始する手順は非常にシンプルですが、あらかじめ設定や準備をしておくことでスムーズに録画が行えます。ここでは、zoomでの動画録画の基本的な手順を紹介します。
会議を開始または参加
まずはzoomで新しいミーティングを開始するか、参加します。録画はホストのみが許可されているため、自分がホストでない場合はホストになるか、ホストに録画の許可をお願いしましょう。
レコーディングボタンをクリック
会議やウェビナーが始まったら、画面下部の右端にある「レコーディング」ボタンをクリックします。もしクラウドレコーディングが可能なアカウントやミーティングルームの場合、クリックすると「ローカルレコーディング」と「クラウドレコーディング」のどちらかを選択するメニューが表示されます。希望するレコーディング方法を選んで録画を開始してください。
録画の停止または終了
録画を終える場合は、「レコーディング停止」ボタンを押すか、会議やウェビナーを終了すると自動的にレコーディングした動画がダウンロード保存される仕組みです。zoomの画面下右端の「詳細」をクリックすると、レコーディング停止ボタンが表示されます。
レコーディングが終了した後は自動的に動画が指定された保存先にダウンロード保存されるので、各レコーディング方法の動画の保存先を確認してみましょう。ローカルレコーディングの場合は、保存先フォルダがポップアップで表示されることもあります。
ファイル名に「video」と入っているものが動画ファイルで、「audio」と入っているものは音声のみのファイルとなります。
zoomで動画をレコーディング(録画)する時の注意点
zoomでの録画は便利ですが、いくつかの注意点もあります。以下の点を押さえて、よりスムーズに録画機能を活用しましょう。
1. ホスト権限が必要
zoomでは、基本的に会議のホストのみが録画を開始する権限を持っています。参加者として会議やウェビナーに参加している場合は、ホストから録画の許可をもらわない限り、録画ができません。ホストに依頼し、録画を許可してもらうか、ホスト自らが録画を行う必要があります。
2. プライバシーに配慮する
会議やウェビナーをレコーディングする際には、参加者のプライバシーに十分注意しましょう。特にプライベートな会話や個人情報が含まれる場合、録画が適切であるかどうかを事前に確認し、参加者全員の同意を得ることが重要です。録画が始まると、zoomは全参加者にレコーディング中である旨を通知するため、これを利用して透明性を保つことができます。
3. 動画の品質を設定する
zoomの録画品質は設定によって調整することができます。高品質で録画する場合は、zoomの設定メニューから「レコーディング」の項目に移動し、解像度やフレームレートを選択することが可能です。ただし、解像度を高く設定するとファイルサイズも大きくなるため、保存容量に注意が必要です。
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