ふるさと納税は節税効果と特産品の返礼品が魅力の制度ですが、初めて挑戦する場合は、期限や手続きに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
節税しながら魅力的な返礼品が貰えるなら今年から始めてみたい…!
この記事は以下のような方におすすめです。
- 初めてふるさと納税に挑戦しようと思っている人
- 12月にぎりぎりでふるさと納税を利用しようと考えている人
- ふるさと納税の手続き方法を詳しく知りたい人
この記事では、2024年のふるさと納税において、年末の駆け込み申し込み時の注意点や少しでもお得に利用する方法について詳しく解説します。
2024年のふるさと納税はいつまでに買えば間に合う?
ふるさと納税を上手く活用したいと思っているけど、返礼品を比較したり資金を準備したりするのに時間がかかって気付けばもう12月…なんて人もいるのではないでしょうか。2024年のふるさと納税が今から申し込んでも間に合うのか、必要な手続きはどのくらいあるのかについて詳しくご紹介します!
ふるさと納税の申込期限は12月31日23:59まで
2024年のふるさと納税の申込期限は、12月31日の23:59までです。この時間までに納税手続きが完了していれば、その年の所得税や住民税の控除対象となります。
ただし、申込完了は寄附の意思表示と支払いが完了していることが条件です。特に、クレジットカードで支払う場合、決済がシステムの遅延で翌日に持ち越されると翌年の控除対象になってしまうため、余裕を持って手続きを進めるよう注意しましょう。
もしもふるさと納税の手続き完了が1月1日 0:00以降になった場合には、2025年の所得税や住民税の控除対象となります。
控除を受けるための申請手続きは年明けでOK
ふるさと納税を利用して控除を受けるためには、以下のいずれかの手続きが必要です。
- 確定申告を行う(給与所得者以外やワンストップ特例制度を利用しない場合)
- ワンストップ特例制度を利用する(給与所得者で、5自治体以内の寄附に限る)
確定申告を行う場合には、申請は年明けに行っても問題ありません。申告期間は通常、翌年の2月16日から3月15日までです。
ただしワンストップ特例制度を利用する場合は、自治体に申請書を翌年1月10日必着で送付する必要があります。
申告が間に合わなかった時の救済措置もある
もし確定申告の締め切りを過ぎてしまった場合でも、救済措置として還付申告があります。還付申告は申告期間後5年間可能です。
ただし、住民税の軽減分については翌年の適用となるため、遅れることで受けられる控除額が変わる可能性があることを理解しておきましょう。
12月に駆け込みでふるさと納税に申し込む時の注意点
12月31日中に申し込み手続きが完了したら2024年分の控除としてふるさと納税を利用することは可能ですが、12月に駆け込みで申し込みする際には「ほかにも同じような人がいる」ことを考えてさまざまな点に注意する必要があります。
ふるさと納税に限らず、年末が近づきいろいろな業界が慌ただしくなることから、利用者の混雑やシステムトラブルに巻き込まれてしまわないよう以下の点に注意してふるさと納税に申し込みましょう。
今すぐに返礼品を選べない…という場合には、さとふるのあとから選べるお礼品がおすすめです!
終了時間までに支払いを完了しなければいけない
12月31日の23:59が締切ですが、この時点で支払いが完了していなければ、その年の寄附とはみなされません。
例えばクレジットカード決済を利用する場合、決済完了までにシステムの遅延が発生する可能性があります。システムトラブルが起きる可能性や、同様にクレジットカードを利用する人が多くいたことから何らかのシステム遅延が発生する可能性などを考慮して、12月31日の数日前にはふるさと納税の申し込みを完了しておくのがおすすめです。
また、利用するふるさと納税サービスによって選択可能な支払い方法が異なる点にも注意しましょう。d払いやメルペイでの支払いはさとふるでは選択できるけど、ふるさと本舗は対応していないということもあります。
アクセスが集中して画面の読み込みが遅くなる恐れがある
年末になると、ふるさと納税サイトへのアクセスが急増し、画面の読み込み速度が遅くなることがあります。人気の自治体や返礼品は、在庫切れになる場合もあるので注意が必要です。
特に12月31日の夜間はサイトが混雑する恐れがあるため、夜間に手続きを行うのは避けて朝や昼間の時間帯、または12月31日よりも数日前に申し込みを完了しておくことをおすすめします。
確定申告なしでOKなワンストップ特例制度には期限がある
給与所得者の多くが利用するワンストップ特例制度は、自治体への申請書の提出が必要です。提出期限は翌年の1月10日必着となっています。
申請書の記入ミスや必要書類の不備に注意し、郵送の際は配達日数を考慮して、余裕を持って発送するようにしましょう。
ふるさと納税を少しでもお得に利用する方法
利用するだけでもお得になるふるさと納税ですが、さらに追加で得できる方法もあります!ポイ活サイトや電子マネー・クレジットカードのポイント還元を上手く活用することで、より節約に繋げることが可能です。
ポイ活サイトを活用してプラスでポイントを獲得する
ふるさと納税は、ポイ活サイトを経由することでポイント還元やキャッシュバックを受けることができます。さまざまなポイ活サイトがふるさと納税サービスのポイント還元に対応しているのですが、ポイ活サイトの種類によって少しずつポイント還元率が異なる点に注意が必要です。
2サイト比べてみるだけでも大きな違いがあったので、自分が利用したいふるさと納税サイトをお得に利用できるポイ活サイトをしっかりチェックしてから申し込むようにしましょう!
ハピタス
ハピタスではさまざまな種類のふるさと納税サイトのポイント還元に対応していました!
ふるなび | 5.2% |
au PAY | 5.2% |
JRE MALLふるさと納税 | 1.95% |
ポケマルふるさと納税 | 130ポイント |
マイナビふるさと納税 | 7.54% |
ANAのふるさと納税 | 1.56% |
食べチョクふるさと納税 | 1% |
まいふる by AEON CARD | 5.59% |
チョイストラベル | 1.3% |
ふるさとプレミアム | 5.85% |
ふるさと納税ニッポン | 0.8% |
ふるさと納税forGood! | 3% |
さとふる | 5.46% |
モッピー
モッピーの方がハピタスよりも還元率が高いふるさと納税サイトも複数ありました!
ふるさとチョイス | 1% |
ふるラボ | 3% |
三越伊勢丹 | 0.7% |
楽天ふるさと納税 | 1% |
ふるさと本舗 | 5% |
セゾンのふるさと納税 | 1% |
ポイント還元率の高い電子マネーやクレジットカードで支払う
ふるさと納税の支払いに使用するクレジットカードや電子マネーも選択肢の一つです。高還元率の支払い方法を利用することで、寄附の際にポイントを効率よく貯められます。
それぞれのポイント還元率をチェックして、自分に合ったお得な支払い方法を探してみましょう!
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