zoomを使ってミーティングに参加しようとしたのに、音声が聞こえない!そんな状況に困ったことはありませんか?この記事では、zoomで音声が聞こえない時に確認するべき6つのポイントと、次回のzoom入室をスムーズにするための対策について詳しく解説します。
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この記事は以下のような方におすすめです。
- zoomで音声が聞こえなくて困っている人
- zoomの音声トラブルを未然に防ぎたい人
- これから初めてzoomを使用するうえでの注意点を知りたい人
zoomで音声が聞こえない時に確認するべき6つのポイント
多くの人が、zoomで音声が聞こえない問題に直面しますが、原因は様々です。zoomで音声が聞こえず困った際には、まずは以下の6つのポイントを確認してみてください。
1. zoom入室時にオーディオに参加しているか確認する
zoomに入室した直後に「コンピュータのオーディオに参加」というポップアップが表示されるのですが、ここでオーディオに参加しないと、相手の声は聞こえません。うっかりこの手順をスキップしてしまうとどんなに設定を確認しても音声が聞こえないままなので注意しましょう。
もしもzoom入室時にオーディオに参加するのをスキップしてしまった場合には、画面左下の「オーディオに参加」ボタンをクリックすると途中からでも参加が可能です。
ミーティング開始時間ぎりぎりに慌てて入室した時にこそ基本的なステップを忘れてしまうことが意外と多いので、まずはオーディオに参加しているかどうかを確認してみてください。
2. zoomの音声設定がミュートになっていないか確認する
次に確認すべきは、zoomの音声がミュートになっていないかです。画面左下にあるマイクのアイコンが「ミュート」状態になっていると、自分の声が相手に聞こえないだけでなく、相手の声も聞こえにくくなることがあります。
ミュート状態の場合、アイコンに斜線が入っていますので、アイコンをクリックしてミュートを解除しましょう。相手の声が聞こえない時、ミュートの解除だけで問題が解決することが多々あります。
3. ほかの人がミュート状態で喋っていないか確認する
zoomで音声が聞こえない原因は自分側だけでなく、他の参加者側に問題がある場合もあります。もし、他の参加者が自分のマイクをミュートにして話している場合、当然その声は聞こえません。
相手に「ミュート解除してください」とチャットやジェスチャーで伝えることで、相手側が問題に気付くことがあります。
4. パソコンの音量設定が小さすぎないか確認する
zoomの問題ではなく、パソコン自体の音量設定が小さくなっている可能性もあります。パソコンのスピーカーやイヤホンの音量設定が最低になっていると、zoomからの音声がほとんど聞こえません。
パソコン画面右下の音量設定ボタンを左クリックし、音量が適切なレベルに設定されているかをチェックしましょう。
5. マイクへのアクセスが拒否されていないか確認する
zoomがパソコンやスマートフォンのマイクにアクセスできない設定になっていると、音声トラブルが発生します。特に初めてzoomを使用する際、マイクやスピーカーへのアクセス権限を許可しない設定を選んでしまうと、相手の声が聞こえない可能性があるのです。
「スタート」ボタンをクリック→設定を選択→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」を選択してマイクの設定ページを開きます。zoomアプリに対するマイクのオン/オフ設定の状況を確認し、「オフ」になっていたら「オン」に変更してマイクのアクセスを許可してください。
マイクのアクセス許可が「オン」なのに自分の声が聞こえない場合
マイクの音量設定に不具合が起きている可能性があります。画面右下の音量設定ボタンを右クリックし、「サウンドの設定」ページを開きましょう。
「システム>サウンド」のページが開かれるので、「入力」の項目の設定状況を確認し、マイクのボリュームそのものが小さくなっていなか確認します。
マイクのボリュームが大きく設定されているのに自分の声が入っていない時には、一度マイクのボリューム設定を動かしてみてください。(96から80に減らして再度戻す…程度の変更でOKです。)稀にイヤホン・ヘッドホンの接続時や認識時の不具合でマイクのみ認識できないことがあり、この場合はマイクのボリューム設定を一度動かすだけでマイクを認識してくれます。
6. イヤホン・ヘッドホンが認識されているか確認する
イヤホンやヘッドホンを使用している場合、それが適切に認識されているかも確認しましょう。パソコンやスマートフォンがイヤホン・ヘッドホンを正しく認識しないと、音声が出力されないことがあります。
まずはパソコン画面右下の音量調整ボタンを右クリックし、「サウンドの設定」を開いてUSB接続のヘッドセットの場合は正しく接続されているか、Bluetoothイヤホンの場合はペアリングが正常に行われているか確認してください。
イヤホンやヘッドホンそのものにボリューム調節機能が付いている場合は、その機能が通常通り作動するかどうか触ってみましょう。ボリューム調節ボタンが効かないとなると、正常に認識されていないと判断できます。また、別のデバイスやスピーカーに音声が出力されていないか、デバイスのサウンド設定も確認しておくと安心です。
ヘッドセットやヘッドホンなどのデバイスが接続されていない表示になっていたり、接続されている表示になっているのに音量を調節しても音が聞こえない場合は、パソコン画面下部のスタートボタンを右クリックし、デバイスマネージャーを開いてみましょう。
「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」をクリックすると現在自分のパソコンで使用できる状態のデバイスの一覧が表示されるので、使用したいヘッドセットの名前を見つけて右クリックし、新しいメニューを表示します。
まずは「ドライバーの更新」を選択、次に表示される画面では「ドライバー自動的に検索(S)」をクリックしましょう。
「ドライバーが正常に更新されました」と表示されたら、再度zoomの音声をテストしてみてください。ドライバーを更新してもヘッドセットが認識されない場合は、メニューの2つ下に記載されている「デバイスのアンインストール」を試してみます。
アンインストールが完了したらヘッドセットを接続したままの状態でパソコンを再起動し、もう一度デバイスマネージャーを開いてドライバーが再インストールされているか確認しましょう。再インストールを確認できたら、改めてzoomの音声をテストしてみます。
ここまでの対応を行っても尚、zoomの音声をヘッドセットで聞くことができない状態が続くようであれば、以下の問題が考えられます。
- zoomの不具合(zoom以外の音声は認識するという場合は、この可能性が高いです。一度zoomアプリをアンインストールし、再度インストールし直して最新の状態で音声を確認してみましょう。)
- ヘッドセット本体の不具合(マイクは認識しているが音が聞こえないという場合は、この可能性が高いです。ほかのヘッドセットを用意して音声状態をチェックしてみましょう。)
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次回のzoom入室をスムーズにするためのおすすめ対策
zoomの音声トラブルを未然に防ぐために、次回のzoomミーティング前にできる準備をいくつか紹介します。
1. ミーティング開始時間より少し早くzoomアプリを起動
ミーティング開始直前にアプリを立ち上げると、何らかの不具合が発生した際に対処する時間を確保できなくなってしまいます。毎日問題なくミーティングに参加できていても、ある日突然音声トラブルに遭遇することがあるため常に少し余裕を持っておくのがおすすめです。
ミーティングの5〜10分前にはzoomアプリを起動してオーディオやカメラの設定を確認しておくことで、問題があればその場で修正して焦ることなくミーティングに参加できるようになります。
2. 個人ルームを作成し音声をテストしておく
zoomには個人ルームを作成する機能があるため、ミーティングの開始前に音声テストを行うことが可能です。事前に自分だけのzoomルームを作成して音声テストやビデオ設定を確認しておくことで、ミーティング用のzoomルームに入室する前に音声トラブルの発生を未然に防ぐことができます。
特にイヤホンやヘッドセットを使用している場合や、zoomを初めて使う場合は、この個人ルームを活用して事前テストを行っておくと安心してミーティングに備えられるでしょう。
3. ミーティングルーム入室時に音声を再テスト
ミーティングルームに入る前にも、zoomの「オーディオテスト」を行う機能が表示されます。この機能を活用して、パソコンやスマートフォンの音声が正常に出力されるかを再度確認しておきましょう。
オーディオテストではスピーカーやマイクの設定を細かくチェックできるため、入室前に必ずこのテストを実行し、音声がクリアに聞こえるか確認するのがおすすめです。
4. 定期的にzoomアプリを再インストール
zoomアプリのバージョンが古くなっていると、動作に不具合が生じることがあります。そのため、定期的にzoomアプリをアンインストールし、最新バージョンを再インストールしておくと、最新の機能やバグ修正が適用されて音声トラブルを未然に防ぐことができますよ。
特に長期間zoomアプリをアップデートしていない場合や、頻繁に音声トラブルが発生する場合には、アプリの再インストールを試してみてください。最新の状態でアプリを使用することは、安定した動作に繋がります。
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