妊婦の運転いつまで大丈夫？妊娠中シートベルトが苦しい時の対処法

妊娠中の生活では、日々の移動手段や運転について多くの不安が生じるものですよね。「お腹が大きくなったけれど運転を続けても大丈夫なのか」「シートベルトが苦しくて辛い」と悩んでいる妊婦さんも少なくありません。

わいわい
現在妊娠9ヶ月

車の運転ができなくなると不便で困りますよね…。
この記事は以下のような方におすすめです！

この記事では、妊娠中の運転に関するポイントや注意点、運転が難しくなった時の対策についてご紹介します。

臨月になったら一人での運転は控えた方がいい

妊娠中でも、初期から中期にかけて体調が安定している場合は、無理のない範囲で運転を続けられることが多いです。しかし臨月に入る頃には、一人で運転するのは控えるのが望ましいとされています。

臨月になると、いつ陣痛が始まるか分からない状態になるからです。運転中に急にお腹が張ったり、体調が悪くなる可能性もあります。

また、緊急時にすぐに対応できない場合には母体や胎児にリスクが生じることも…。臨月を迎えた妊婦さんはできる限り家族やパートナーに運転を任せ、外出する際は付き添いの人がいる状況を整えておくのが理想です。

とは言っても、さまざまな事情で頼れる人がいない…という場合もあるでしょう。そのような妊婦さんのために、妊娠中車の運転ができなくて不便な時の対処法についても後ほどご紹介します。

妊娠中の運転や車移動では、シートベルトの着用が義務付けられています。「お腹が苦しいから」といってシートベルトを外すことは、交通事故の際に母体と胎児に大きな危険を及ぼすので注意しましょう。

シートベルトを正しく着用することで、交通事故時の衝撃から母体や胎児を守ることができます。

妊娠中、どうしてもシートベルトが苦しい場合には「妊産婦のシートベルト免除」が適用されるケースがあります。ただし、これは一般的に以下のような場合に限られます。

こうした特別な状況を除いては、基本的にシートベルトの着用が義務付けられています。シートベルト免除が認められるかどうかについては、事前に主治医に相談し、必要に応じて証明書を発行してもらうと安心です。

妊娠中期から後期にかけてお腹が大きくなると、通常のシートベルトがさらに不快に感じることがあります。そんなときは「マタニティシートベルト」を活用するのがおすすめです。

マタニティシートベルトは、お腹を圧迫しないように腰ベルトの位置を調整することができます。専用のアタッチメントを車のシートに取り付けることで、通常のシートベルトをより快適かつ安全に使用できるようになるアイテムです。

マタニティシートベルトは通販サイトやベビー用品店で購入可能なので、妊娠中の車移動が多い方はぜひ検討してみてください！

妊娠後期や体調の変化により運転が難しくなったり控える必要がある場合、日常生活で不便を感じることが増えるかもしれません。特に買い物や病院への移動など、日々の生活において代替手段を考えておくことが重要です。

買い物に行くのが難しい場合、ネットスーパーの利用が非常に便利です。スーパーに行く時間や労力を節約できる上に、重たい荷物を持ち帰る必要もありません。

多くのネットスーパーは指定した時間に自宅まで届けてくれるため、体調が不安定な妊婦さんでも安心して利用できます。また、必要な物をスマホやパソコンで簡単に注文できるので、時間の有効活用にもつながるでしょう。

食品や日用品だけでなく、ベビー用品も取り扱っているサイトも多いため、出産準備を進める際にも役立ちます！

家族やパートナーに常に移動のサポートをお願いできない場合、「陣痛タクシー」の登録がおすすめです。

陣痛タクシーとは、妊婦さん専用のタクシーサービスで、事前に登録しておくと出産予定日が近くなった際や緊急時に優先的に利用できる仕組みです。特に病院までの道順や妊娠週数などを登録時に伝えることで、当日スムーズに対応してもらえます。

タクシー会社によっては、緊急時だけでなく普段の通院や買い物の際にも利用可能な場合があるため、車が使えない時の安心材料となるでしょう。陣痛タクシーは各地域で提供されているため、住んでいるエリアでの利用可能状況を確認し、早めに登録を済ませておくのがおすすめです。